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オーケストラROMUVEの集合写真!! [研究会一般]

昨日、日曜日はROMUVEの第3回研究会でした。

7月3日に開催される第1回公開研究会において披露するジークフリート牧歌を中心に練習しました。

湯川先生の第1回目の練習では、難所もとりあえずスルーしながら全体を俯瞰するような感じでしたが、今回の練習では、冒頭のファーストヴァイオリン以外の動く音型について、リズムやテンポに注意しながら何度も弾かせることから始まり、細部にもこだわりながらの練習になりました。

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前回の練習の際、湯川先生から、「リズムの正確さにこだわって演奏したい」との意向が示されていたこともあって、二連符、三連符の違いが次第にはっきりとしてきて、また、他のパートやパート内の音を良く聴きながら演奏することに集中したこともあり、前回とは見違えるような丁寧な演奏になってきました。

今回は、弦楽器トレーナーを務めていただく、群馬交響楽団の棚田敦子先生にもオケに加わっていただいたファーストヴァオリンの音のきれいなこと!! 湯川先生からも、各パートごとに弾かせる練習を行った際、ファーストヴァイオリンには「素晴らしい!」の声もかかりましたよ。

練習の最後には、ジークフリート牧歌を通しましたが、音程や表現はまだまだ完璧ではないですが、11月に向けてかなり期待が持てるレベルになってきました。チェロとヴィオラから始まる難しいパッセージの部分も通し練習の際には、驚くほどきれいに弾けていました、ウーム、この集中力すごい!

ご期待ください!!

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充実した練習の後、湯川先生、棚田先生を含め、出席した会員全員で写真をとりました。
中学生からベテランまで、バランスのとれたオーケストラROMUVE、ぜひ、ご期待ください!

チケットの販売は6月18日から [記念演奏会]

11月6日に玉村町文化センターで開催されるROMUVEのメインイベントの基調講演会&記念演奏会のチケット販売は、6月18日からを予定しています。
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プレイガイドは、以下のとおりとなっています。
現在、印刷中なので、しばらくお待ちください。

(前橋市内)
煥乎堂前橋本店、中島楽器
(高崎市内)
雪草楽器、ピアノプラザ群馬高崎本店
(伊勢崎市内)
ピアノプラザ群馬いせさき店
(玉村町内)
(公財)玉村町文化振興財団

前売りは800円、高校生以下は500円です。


ROMUVEのメインのフライヤー完成!! [基調講演会]

今日、印刷の委託をしていた業者さんから、基調講演会&記念演奏会のフライヤーが届きました~!!

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かっこいいのができました(照)。明日から、施設での配布を始めますよ。
ちなみに、チケットの販売は、6月18日からを予定しています。

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スコアを手元に!シューベルトはベーレンライター版を。 [研究会一般]

今回の研究テーマ作品のスコア

ジークフリート牧歌:ブライトコプフ
モーツァルト/フルート協奏曲:ブライトコプフ(スコアはオイレンブルク)
シューベルト/交響曲第5番:ベーレンライター

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会員の皆さんは、スコアを手元に置いて、他のパートやハーモニー、構造などを確認しながら自分のパートを勉強するようにしてくださいね。

今回の注目点は、シューベルトは、ベーレンライター版を使うことです。ブライトコプフとはだいぶ違いますよ!
アクセント、アーティキュレーションなどなど。



ちなみにジークフリート牧歌は、3種類持ってます~! こちらは基本違いはなく、同じ譜面ですが。好きな作品なので。

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スコア ワーグナー 管弦楽曲「ジークフリートの牧歌」 (Zen‐on score)

スコア ワーグナー 管弦楽曲「ジークフリートの牧歌」 (Zen‐on score)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
  • 発売日: 2009/09/15
  • メディア: 楽譜



ワーグナー:ジークフリート牧歌/ブライトコップ & ヘルテル社/スコア

ワーグナー:ジークフリート牧歌/ブライトコップ & ヘルテル社/スコア

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ブライトコップ & ヘルテル社
  • 発売日: 2013/09/11
  • メディア: 楽譜



OGTー1068 ヴァーグナー  「ジークフリートの牧歌」 (Philharmonia miniature scores)

OGTー1068 ヴァーグナー 「ジークフリートの牧歌」 (Philharmonia miniature scores)

  • 作者: ワーグナー(ヴァーグナー)
  • 出版社/メーカー: 音楽之友社
  • 発売日: 1974/06
  • メディア: 楽譜



チャイコフスキーのくるみ割り人形~藝大生による木曜コンサート [会員出演演奏会]

続いては、ROMUVEの指揮者の湯川紘恵先生が指揮する演奏会の案内です。

木曜コンサートは、上野にある旧東京音楽学校のホールだった旧奏楽堂で開催されている人気のコンサートです。(現在は、改装中のため、別会場)

毎回テーマを持って開催されていて、今回、紹介する6月16日は、ずばり『指揮』がテーマです。湯川先生は、2曲目のチャイコフスキーのくるみ割り人形を指揮されます。ちなみに、セカンドフルートで、ROMUVEの会員も舞台に載っていますよ!

平日でなかなか行けないかもしれませんが、都合がつく方はぜひ!

藝大生による木曜コンサート『指揮』
日時:平成28年6月16日(木)午後2時(開場:午後1時30分)
入場料:500円(当日券のみ)※チケットは当日の午後1時30分より会場にて販売します。
会場:台東区生涯学習センター2階、ミレニアムホール
演目:モーツァルト:交響曲第41番ハ長調 作品551 「ジュピター」、チャイコフスキー バレエ"くるみ割り人形"op.71より
指揮:森 亮平(大学院修士課程2年)、湯川紘恵(音楽学部3年)
演奏:東京藝術大学 学生有志オーケストラ

http://www.taitocity.net/zaidan/sougakudou/concert/concert_thu_2016/thu-20160616/

指揮者の湯川紘恵さんによるはじめての研究会 [研究会一般]

2年越しの企画が、本格的に動き始めました。

昨日から、ROMUVEの音楽面の全体を指導いただき、最後の演奏会の指揮をしていただく、東京芸術大学指揮科の湯川絋恵さんの初めての練習が行われました。

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湯川紘恵さんは、現在、東京藝術大学音楽学部指揮科の3年生です。東京都出身で、これまでに指揮を山下一史、高関健、尾高忠明、田中良和、ダグラス・ボストック、山田和樹の各氏に師事されています。当初、他大学のピアノ科に在籍された経験もあり、また、チェロ奏者としても活動するなど、多彩な才能の持ち主です。

会員は、はじめは緊張の面持ちでしたが、湯川先生の明確で、イマジネーション豊かなご指導にみるみるうちに音楽が、変化していくのが驚きでした。

驚いたのは、音楽がみずみずしいことです。また、シューベルトの第2楽章やワーグナーのジークフリート牧歌では、湯川先生の作品への愛情さえが伝わってきて、作品が大好きなアマオケ奏者としては、人物にもとても魅了されました。

指導される際の歌声もとても素敵でした!

これから、11月の演奏会まで、どんな素敵な演奏になるのかと本当に楽しみになりましたよ♪

【会員出演演奏会3】東京藝術大学シンフォニーオーケストラ・プロムナードコンサート [会員出演演奏会]

ROMUVE会員が出演する演奏会のご案内、第3弾です。

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東京藝大には、オーケストラが2つ存在します。

一つは、卒業生や先生からなる、藝大フィルハーモニアです。こちらは、旧東京音楽学校管弦楽団が前身のプロオケです。ベートーヴェンの5番、9番、ブルックナーの7番、9番、チャイコフスキーの悲愴交響曲の日本初演を行うなど素晴らしい伝統を持っています。

今回、ご紹介するのは、学部2年生から4年生を中心とした東京藝大シンフォニーオーケストラです。
こちらも素晴らしいクオリティの演奏をいつも聴かせてくれます。なお、ROMUVEの会員さんは、ラヴェルのフルートソロを担当します。

文部科学省国立大学機能強化事業「国際共同プロジェクト」 東京藝大シンフォニーオーケストラ プロムナードコンサート10~音楽の中の伝説:Tales in music ~

日時:2016年6月11日(土)午後3時開演(午後2時30分開場)※入場無料
会場:東京藝術大学奏楽堂(大学構内)
曲目:メンデルスゾーン:組曲《夏の夜の夢》、ラヴェル:組曲《マ・メール・ロワ》
演奏:ラースロー・ティハニ(指揮)東京藝大シンフォニーオーケストラ
主催:東京藝術大学音楽学部
お問い合わせ:シンフォニーオーケストラ運営室(指揮科)TEL:050-5525-2344

普段は、藝大構内には入ることはできませんので、ぜひ、この機会に学校見学も兼ねて演奏会聴かれてはいかがでしょうか。

なお、このコンサートは入場無料のコンサートで、満席になってしまいます。
開場の1時間以上前から並ばないと入場できない可能性がありますので、行かれる方は、ご留意ください。

【会員出演演奏会2】群馬大学Flow Orcehestraサマーコンサート [会員出演演奏会]

チェロの若手会員さんのホームオケの演奏会が、なんとなんと、我がROMUVEの第1回公開研究会と同じ日に開催されます。しかも、同じ会場です!! 

一度、前橋プラザ元気21にご来場いただければ、ROMUVEと群馬大学Flow Orchestraの両方が聴けてしまうという美味しさ、しかも、両企画とも「無料」なんです! これは、7月3日は前橋プラザ元気21に集まるしかないでしょう!

しかも、しかも、音楽史上例を見ない対立関係あった(もっとも、本人たちは微妙な関係ではあったのですが)ワーグナーとブラームスの円熟期の名作が一気に聴けてしまうのですよ。

ロマン派音楽好きは、7月3日、午前中は、ROMUVEの公開研究会でワーグナーを堪能して、お昼は、モモヤで食事して(笑)、のんびりした後、4時30分から群馬大学Flow Orchestraの演奏会でブラームスをじっくり味わってはいかがでしょうか!!

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ROMUVE会員の出身オケについて [会員紹介]

ROMUVEは、常設のオーケストラではなく、基本、一年間限りのワークショップ形式のオーケストラです。
それぞれの会員に出身オケがあって、別々に活動を行っています。
現在、会員数は31名で、出身オケは、以下のとおりとなっています。

前橋交響楽団
桐生交響楽団
太田フィルハーモニー交響楽団
群馬シティフィルハーモニーオーケストラ
鶴ヶ島シティオーケストラ
高崎チェンバーミュージックソサエティ
群馬大学Flow Orchestra
オーケストラMotif

【会員出演演奏会1】弦楽アンサンブルすみれ演奏会 [会員出演演奏会]

ROMUVEは、音大生、音高生、そして、県内の複数のアマチュアオーケストラの団員からなっています。

今後、それぞれの会員が所属するオーケストラの演奏会の紹介を行っていきます。
今回は、その第1弾です。

ROMUVEの最年少会員、中学2年生のヴァイオリン会員と大学生のチェロ会員のお二人が出演する演奏会のご案内です。

すてきな子どもたちによる弦楽アンサンブル”すみれ”演奏会
■日時:平成28年5月29日(日)開演午後2時(開場午後1時30分)
■場所:前橋テルサ2階ホール
■内容:モーツァルト/交響曲第40番第一楽章、バッハ/二つのヴァイオリンのための協奏曲第一楽章、ヘンデル/パッサカリアほか
■入場:無料

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すみれは、前橋西ロータリークラブが運営しているジュニアオケで、群馬交響楽団首席チェロ奏者のレオニード・グルチンさんら、豪華な講師陣による指導が行われています。昨年に別名の団体として開催された演奏会では、チャイコフスキーの弦楽セレナーデ全曲を大人顔負けの見事な演奏を披露していて本当に度肝を抜かれましたよ! 

今回の演奏会は、午前中にROMUVEの研究会が開催されています。会場のテルサは、前橋プラザ元気21から歩いて5分程度のところですので、会員の皆さんは、研究会終了後、ぜひ、応援に行きましょうね!!

第1回公開研究会のフライヤーを各施設に [第1回公開研究会]

7月3日に開催される第1回公開研究会のフライヤーを県内の各公共施設などに配布しました。

ホールのほか、研究会という性格を踏まえて、図書館や放送大学にも置かせていただきました。

昨日の群響定期演奏会で配布した1400部と合わせて、作った2000部があっという間に無くなってしまいました。

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井上道義さんの明快なショスタコーヴィッチ、そして、鬼才佐藤久成さんの癖のあるハイドン [演奏会感想]

昨晩は、群馬交響楽団の定期演奏会で、ROMUVEの第1回公開研究会のフライヤーを挟み込みました。ご覧になったみなさん、ぜひ、ご来場くださいね!

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さて、井上道義さんのショスタコービッチすごかったです。解釈は明快そのもの、事前のトークでは、ショスタコーヴィッチとハイドンとの親近性を強調していましたが、演奏の解釈もその方向でしたね。

普段は聴いているとスターリンの粛清の恐ろしさを想起するような第2楽章も、スポーツカーが駆け抜けるような爽快感。でも、あのテンポでオケは大変だったでしょうね。弦楽器の人たちは、相当に右手が疲れたろうな~。

同じく颯爽とした第4楽章も、明快そのもの。素晴らしいオーケストラの機能が発揮されました。
全体に神経質な緊張感とは無縁で、明快さと自然さが際立っていました。冒頭のファゴットソロなども、普通にはすさまじい緊張感が前面に出ますが、今回は素朴な自然さが強調されていました。

乾いた響きと機能的な音楽づくりが、井上さんがおっしゃるようにハイドンのシンフォニーを思い出すのが不思議でした。

前プロで演奏されたハイドンのヴァイオリン協奏曲は、ソロの佐藤久成さんの演奏ぶりが鬼才という評判どおりでした(笑)。クレーメルを思わせる、癖のある尖った解釈で、柔らかく精緻なバックの群響との方向性の違いが意外性を生んで、面白さを増していました。

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写真は、すごく難しいピッコロソロを吹かれた白水さんと、セカンドバイオリンの首席の秋葉さん。
いつもにも増して、分かりやすく、楽しいトークでした。

バイロイトへ!~第1回公開研究会講師について [第1回公開研究会]

第1回公開研究会の講師の宮川淳吾先生は、県立高校の世界史の先生ですが、日本ワーグナー協会の会員として、ワーグナーの聖地バイロイトに2度巡礼(!)され、また、日本での上演はもちろん、ウィーンやドレスデンなど、ワーグナーの上演が伝統的に行われている街で、ワーグナー公演を数多く鑑賞されるなど、群馬県内では、ワーグナーの魅力を語れる第一人者です。

以下に宮川先生がバイロイトを初めて訪問された際のレポートの一部を掲載します。

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 皆様よくご存知のあの建物。アウトバーンを降り、バイロイトの街に近づくと丘の上に聳え立つ祝祭劇場が木立の中から姿を覗かせています。坂を登ると祝祭劇場が…。
さすがに初めての時は感動しました。本当に美しい建物です。また周囲の環境も最高です。広々とした緑溢れる庭園に囲まれ、美しい花々、公演のない時間帯に訪問すると鳥の鳴き声。
芸術鑑賞の場として、本当に理想的な環境だと思います。NHKホールでワーグナーに浸った後、あの雑踏の中を渋谷駅に歩いていくことと比較すると、正に別世界!!私が接した祝祭劇場の様子を様々な視点からご報告してみたいと思います。

【入場】
 これも皆様ご存知かと思いますが、バイロイトでは上演前や休憩中、劇場内に入ることはできません。2階バルコニーから、金管ファンファーレ隊(Tp/Tbそれぞれ4人の計8人)が、これから上演する演目(幕)に関連するパッセージを吹奏するのが入場の合図になります。1回目は1回、2回目は2回、3回目は3回ファンファーレが行われます。祝祭劇場には縦の通路がありませんので、座席が中央寄りの場合はなるべく早く座席に着きます。中央寄りの座席に着席するまで、皆立って待つことになりますので。入場はチケットに記載されたドアからのみ可能です。各ドアには地元の若い娘さんたちが立っており、彼女達にチケットを見せて入場します。『リング』の場合、毎回同じ座席での鑑賞になりますので、後半になると"もう覚えたからチケットは見せなくていいよ"という仕草を彼女達がします。ちょっと嬉しかったりします。

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【開演】
 劇場に入るとピットから練習の音が聞こえてきます。着席が済むと、ベル(洒落たものではなく、昔の国鉄の発車ベルです!!)が鳴り、ドア係のお嬢さんたちが乱暴!!にドアを閉め、鍵をかけ、ドアのところのカーテンを閉めます。会場内の明かりが落ちていき、いよいよ開演が迫ります。バイロイトでは指揮者の姿は一切見えませんので、いつ始まるかわかりません。観客は静かに集中して、『ラインの黄金』の最弱音での開始を待ちます……といいたいところなのですが、実際は咳や様々なノイズがいつまでたっても鳴り止まず、気付いたら始まっていた、というのが実際です。これは毎回そのような状態でした。ちょっと残念な気がしました。

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後は、7月3日の講演をお楽しみに!

【ROMUVE第1回公開研究会】

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第1回研究会、無事終了! [研究会一般]

今日、第1回研究会が開催されました。
今回は、全曲譜読みなので、ざっと通しただけでしたが、会員の皆さんが、すごく積極的で、いい練習ができたと思います。
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整理しなくてはならない課題が山積ですが、これから約半年ありますので、じっくりつめていきたいです。

それにしても、今回のプログラムの素晴らしいこと、ジークフリート牧歌はもちろん、モーツァルトのフルート協奏曲のオーケストラパートのよく書かれていること。あらためて、モーツァルトの天才を知ることができました。

若いメンバーが多いので、とにかく音が、輝かしい。シューベルト19歳の作品もはつらつとしてました!
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研究会(講演会、合奏練習)の予定です [研究会一般]

第1回:5月15日(日)9:00~12:00 前橋プラザ元気21
第2回:5月29日(日)9:00~12:00 前橋プラザ元気21(湯川先生)
第3回:6月12日(日)9:00~12:00 前橋プラザ元気21(湯川先生、棚田先生)
第4回(第1回公開研究会):7月3日(日)9:00~12:00前橋プラザ元気21 (講演:宮川淳吾先生、指導:湯川先生、棚田先生)

第5回:7月17日(日)9:00~12:00 会場未定(湯川先生)
第6回:7月31日(日)9:00~12:00 会場未定(湯川先生)
第7回:8月14日(日)9:00~12:00 会場未定(湯川先生)
第8回(第2回公開研究会):8月28日(日)9:00~12:00 会場未定 (講演:渋川ナタリ先生、指導:未定)

第9回:9月18日(日)9:00~12:00 会場未定(湯川先生) ※9月11日から変更予定
第10回:10月2日(日)9:00~12:00 会場未定(湯川先生)
第11回:10月16日(日)9:00~12:00 会場未定(湯川先生)
第12回:10月30日(日)9:00~12:00 会場未定(湯川先生)
当日リハーサル:11月6日(日)9:00~12:00 玉村町文化センターにしきのホール(湯川先生)
基調講演会&記念演奏会:11月6日(日)午後1時開演 玉村町文化センターにしきのホール (講師:高橋陽一郎日大教授、指揮:湯川先生)


会員加入状況 [研究会一般]

5月7日時点の会員などの状況です。

【指導者】
指揮:湯川紘恵さん(東京藝術大学音楽学部指揮科3年)
弦楽器トレーナー:棚田敦子さん(群馬交響楽団第1ヴァイオリン奏者)

【会員構成】一般20名、大学生4名、高校生4名、中学生1名
ファーストヴァイオリン:一般2名、高校生1名、中学生1名
セカンドヴァイオリン:一般3名
ヴィオラ:一般4名
チェロ:一般3名、大学生1名
コントラバス:一般1名、大学生1名
フルート:大学生1名、高校生2名
オーボエ:一般2名
クラリネット:一般1名、大学生1名
ファゴット:一般1名、高校生1名
ホルン:一般2名
トランペット:一般(ゲスト)1名

若い人が多くて、生き生きとしたオケですよ!

ボウイング検討会行いました! [研究会一般]

5月5日の朝9時から、弦楽器のメンバー7名でボウイング検討会を行いました。

現行のボウイングの記載ミスや合理的でない箇所などを全員で弾きながら直していきました。

主な修正箇所は、以下に記載しておきますが、15日の第1回練習の前に各パートで確認をお願いします!

モーツァルト(第1楽章 ファーストヴァイオリン冒頭)
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ジークフリート牧歌(チェロバス 45小節付近)
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シューベルト(第1楽章 137小節付近)
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シューベルト(第4楽章 115小節付近)
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ジークフリート牧歌(第2ヴァイオリン 47小節付近)
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シューベルト(第2楽章 第2ヴァイオリン 14小節付近)
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以下、ファーストヴァイオリン
モーツァルト(第3楽章 82小節)
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モーツァルト(第3楽章 239小節)
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ジークフリート牧歌(78、85小節)
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ジークフリート牧歌(307小節)
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ジークフリート牧歌(337小節~)
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カラヤンのシューベルト全集 [ロマン派音楽一般]

先日、ある中古CDショップで、カラヤンが1970年代から1981年の間にEMIに録音したシューベルト全集&モーツァルト後期交響曲集などの8枚セットのCDボックスを購入しました。

中学生の頃、DGのカラヤンの未完成や大ハ長調のレコードを繰り返し聴いていましたが、シューベルトの初期のシンンフォニーは今回、このCDで初めて聴きました。

このCD、とにかく音がいい!リマスターされていて、素晴らしいオケの音が楽しめます。

モーツァルトに関しては、カラヤンの演奏は響きがゴージャスすぎて、あまりなじめないというイメージがありましたが、今、聴きてみると、弦の響きがとても純粋で心が洗われるようです。カラヤンベルリンフィルの最後の日本公演でも聴いた39番にとくに惹かれました。あの時のサントリーホールを思い出しました。

対して、木管はある意味ドイツ的な素朴さを持っているように思います。ゴールウェイが吹いている演奏もあると思うので、フルートなどは色気たっぷりという響きも聞き取れますが、全体にはカラヤンの黄金期のベルリンフィルという気がします。

シューベルトの5番に関しては、これまでに聴いたことがないような壮大な演奏で、まずは、その響きの豊麗さに驚かされます。でも、じっくり耳を傾けると、テンポは最適で、表情も細やか。僕らにとってもとても勉強になる模範的な演奏だと思います。とくに、ベルリンフィルの重戦車のようなコントラバス隊の音のすごさはちょっと尋常
ではありませんよ!





ロマン派音楽研究会《ROMUVE》基調講演会&記念演奏会 [記念演奏会]

2016年11月6日(日)12:30開場 玉村町文化センターにしきのホール  玉村町福島325  

【第1部】基調講演会 13時開演 「ヨーロッパ文化の結晶としてのロマン派音楽」
◎講師:高橋陽一郎 (日本大学文理学部哲学科教授)

【第2部】記念演奏会 14時15分開演 「オーケストラROMUVE演奏会」
・ワーグナー/ジークフリート牧歌  
・モーツァルト/フルート協奏曲第1番K.313
・シューベルト/交響曲第5番D.485
◎フルート:宮川彩音(東京藝術大学音楽学部器楽科3年)
◎指揮:湯川紘恵(東京藝術大学音楽学部指揮科3年)

《チケット》一般 1,000円(前売 800円)、高校生以下 500円     
※チケットの発売は6月からです。(プレイガイドは後日公表します。)

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シューベルトの5番の名演~ベーム/ドレスデン [ロマン派音楽一般]

昨日、ベームの演奏はピンとこないと書きましたが、後年の録音でなく、ベームが若かった1942年、ドレスデンで録音されたこの演奏は、掛け値なしで素晴らしい。

オケがとにかく上手い、しかも、現代のオケではとても表現できないような味わいの深さ!


エーリッヒ・クライバーのシューベルト5番、素晴らしい!! [ロマン派音楽一般]

シューベルトの交響曲第5番は、たくさんの演奏を聴いていますが、正直、ピンとくる演奏はあまり多くありません。

カラヤン、ベームやブロムシュテット、サヴァリッシュなど重鎮の演奏は、どれも、「帯に短し、たすきに長し」な気がします。もちろん、最近の古楽器風のアプローチは受け付けないので、こちらもダメ。

これは、やはり、この作品自体の持っている特性に関係しているような気がします。

この5番のシンフォニーは、モーツァルトの40番と同じ小さな編成であることに象徴されるように、形式的には古典派的な様式感があります。一方で、そこに盛られた内容は、まさにシューベルトと言えるロマンティックな色あいを持っていますよね。

こうした二重性が演奏的には、難しくしているのだと思います。
古典的な造形があり、そこに豊かなロマンの薫りが盛られている演奏!

個人的には、ワルターがコロンビア響を振ったディスクが大好きです。
かれこれ30年以上、この演奏を好んで聴いてきました。

最近、とてもいい演奏にめぐり合いました。
エーリッヒ・クライバーが北ドイツのオーケストラを振った演奏です。
Youtubeで見つけたのですが、これは、いい!! 息子のカルロスに引き継がれたリズム感の良さがワルターとは違った生き生きとした魅力を教えてくれます。

ぜひ、お聴きください。


初期ロマン派の代表的な名作メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲 [ロマン派音楽一般]

今晩は、群馬交響楽団の第517回定期演奏会、2016オープニングコンサートです。
ドイツロマン派を代表するメンデルスゾーンの名曲、ヴァイオリン協奏曲ホ短調が演奏されます。

第517回定期演奏会
2016年04月16日(土)開演:6:45 PM
群馬音楽センター

・指揮:大友直人(群響音楽監督)
・ヴァイオリン: 前橋汀子
・ピアノ:長尾洋史

・曲目:
  渡辺浦人/ 交響組曲 《野人》
  メンデルスゾーン/ ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
  ストラヴィンスキー/ バレエ組曲 《ペトルーシュカ》(1947 version)

第1回公開研究会について [第1回公開研究会]

日曜日の爽やかな朝、県内出身の音大生、音高生、アマオケ奏者によって結成された「ロマン派音楽研究会《ROMUVE》」の公開研究会で、ロマン派音楽の奥深さを知り、魅力を感じてみませんか!

第1回公開研究会を以下のとおり開催します。

バイロイト音楽祭をはじめ、海外の劇場のワーグナー経験が豊富なワーグナー協会の会員さんによるワーグナー講座です。また、ナマではなかなか聴けないジークフリート牧歌のリハーサルも見ることができますよ。

入場無料で、ホールでの開催でお気楽に参加できますので、ロマン派音楽やワーグナーに興味のある方は、ぜひ、ご参加ください。

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【ROMUVE第1回公開研究会】
■日時:2016年7月3日(日) 午前9:00〜12:00
■会場:前橋市中央公民館 ホール(前橋市本町2-12-1)
■入場:無料(200席)※整理券はありません。先着順で入場いただきます。

【第1部】午前9:30~10:30
講演「バイロイトへ!ワーグナーの魅力」
講師/宮川淳吾氏(日本ワーグナー協会会員、慶應義塾大学法学部卒)
県内有数のワグネリアンが、聖地バイロイト体験とワーグナーの魅力を語ります。

【第2部】午前10:45~11:45
公開リハーサル「ワーグナー/ジークフリート牧歌」
演奏:オーケストラ《ROMUVE》

※11月6日に開催される記念演奏会で取り上げるワーグナーの名作の練習を公開します。完成された演奏をお聞かせする演奏会ではありませんので、その点は、ご了承ください。

なお、第2回公開研究会は、8月28日、ピアニストの渋川ナタリさんを講師にシューベルトの魅力についてお話いただく予定です。

シューベルトの交響曲第5番のボウイング [研究会一般]

今日は、シューベルトの交響曲第5番のボウイングをたっぷり時間をかけて付けました。
ヴァイオリンパートとチェロバスパートを弾きながら、しかも、スコアを確認しながら作業しました。
音楽的で、しかも弾きやすいボウイングになりました。
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群響のトゥーランガリラ [演奏会感想]

今晩は、群馬交響楽団の定期演奏会を聴いてきました。
曲は、オリビエ・メシアンのトゥーランガリラ交響曲です。

ロマン派の作品ではないですが、ロマン派の香りがたっぷり残っている作品でした。

繰り返される「愛のテーマ」がオンドマルトノの音色と合わさって脳(心)に作用して、本当に官能的な作品と思いました。トリスタンとの関係も深い作品ですね。

しばらく忘れていましたが、30年近く前、一時、メシアンにはまって、伝記を読んだのを思い出しました。
詩人のお母さんが、メシアンを妊娠中に「この子は音楽家になる」と予言してたのが、印象的でした。

色彩的な音のシャワーを浴びているような気分でした。
音化した群響に拍手です。

http://www.gunkyo.com/concert-list/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%85%AC%E6%BC%94/

明日は、すみだトリフォニーで3時から演奏されますよ。東京の方はぜひ!!

スクロバチェフスキーのブルックナーの第8 [演奏会感想]

先日、NHKでスクロヴァチェフスキーが振った読売日本交響楽団によるブルックナーの第8交響曲の演奏の模様が放映されましたね。

驚愕の演奏でした!

実は、ブルックナーの第8は、僕の最愛のベストシンフォニーの一つです。

ライブでも何度も聴いていますが、なかなか名演奏を聴いたことがありません。今回のスクロヴァチェフスキーさんの演奏は、本当に感動的で素晴らしかったです。

オケも誠心誠意、全身全霊を込めて指揮についていってましたね。
僕は基本アマチュアの演奏が大好きです。というのは、作品に全身全霊で真摯に取り組むことが多いからです。

でも、超一流の団体が同じように演奏した時の感動は、やはり、すさまじいものがありますね。
僕のイメージするブルックナーの8番よりも、即物的な解釈ではありますが、それでも説得力の強さと集中力の高さが勝りました。

本当に脱帽です。生で聴いていたら、席を立てなかったでしょうね。それほどの名演奏でした。
オケの素晴らしさは、いうまでもありません。引き締まったドイツの放送響の音がしました!







深いロマンの森をさまよう~ROMUVEによるロマン派音楽探求の旅へ [ロマン派音楽一般]

深いロマンの森をさまよう~ROMUVEによるロマン派音楽探求の旅へ

  ベートーヴェンが円熟期にあった1800年前後からマーラーが亡くなる20世紀初頭までの、おおよそ100年間に興った奇跡のようなドイツロマン派音楽の時代。この時期はフランス革命と第一次世界大戦にはさまれ、思想面、芸術面においては、ヨーロッパ文化が高度に熟した時代でもありました。古典派の時代からロマン派の時代に移行する、まさにその瞬間に生きたのがシューベルトです。一方、ロマン派音楽の頂点に君臨し、崩壊に至る最後の瞬間を演出したのがワーグナーです。

  私たちは、ロマン派の時代の両極に位置する二人の作曲家による、一見、小さな、しかし、深い内容を持つ二つの作品を軸にロマン派音楽探求の旅を始めました。

  集まったのは、東京藝術大学、洗足学園音楽大学で学ぶ音大生、高崎経済大学附属高校芸術コース、西邑楽高校芸術科で学ぶ音高生、そして、前橋交響楽団や桐生交響楽団などのオーケストラで活動するアマチュア演奏家です。彼らがオーケストラ《ROMUVE》を結成し、記念演奏会に向けて三つの作品に取り組んでいます。

  そして、私たちを導き、一緒に探求の旅を続けてくださるのは、日本大学文理学部哲学科教授の高橋陽一郎さん、東京藝術大学で高関健氏らの下で指揮を学ぶ湯川紘恵さん、そして、ピアニストの渋川ナタリさんや群馬交響楽団などプロの音楽家の皆さんです。

  ドイツの深い森をさまようようなドイツロマン派音楽探求の旅。私たちROMUVEと一緒に、ロマン派音楽の奥深さを知り、その魅力を感じてみませんか。 

明日は、会員総会です [研究会一般]

明日は、会員総会です。
音大生、音高生、アマチュアオーケストラ奏者が集まる初めてのイベントスタートです。
シューベルトとワーグナーを通じてドイツロマン派音楽の圧倒的な素晴らしさを理解するきっかけになったらいいな。

ロマン派音楽研究会《ROMUVE》の活動予定 [研究会一般]

ROMUVEの活動予定です。
この間に、会員による研究を12回行う予定です。ここでは概要だけお知らせします。詳細は、後ほど!

■第1回公開研究会 
講演「バイロイトへ!ワーグナーの魅力」
バイロイト音楽祭を始め、ウィーン、東京など様々なワーグナー楽劇体験が豊富な日本ワーグナー協会員が語るワーグナーの魅力
※講演会終了後、ジークフリート牧歌のリハーサルを公開します。


■第2回公開研究会 
講演「シューベルトのロマン性」
ドイツ国立リューベック音楽大学大学院を修了し、現在、東京藝術大学博士課程で研究を行う若手実力派ピアニストによるシューベルトに関する講演会
※講演会終了後、シューベルトの交響曲第5番のリハーサルを公開します。

■基調講演会&記念演奏会
○講演「ヨーロッパ文化の結晶としてのロマン派音楽」 日本大学文理学部哲学科 高橋陽一郎教授
○オーケストラ《ROMUVE》演奏会「ロマン派音楽の系譜」
  ワーグナー/ジークフリート牧歌、モーツァルト/フルート協奏曲第1番K.313、シューベルト/交響曲第5番D.485

ロマン派音楽研究会《ROMUVE》会員の加入状況について [研究会一般]

ROMUVEは、規約上、ロマン派音楽を愛するアマチュア演奏家及び音楽を学ぶ学生を会員の対象としており、楽器ごとの会員枠を以下のとおり定めています。

ヴァイオリン:10名、ヴィオラ:6名、チェロ:4名、コントラバス:3名、フルート:2名、オーボエ:2名、クラリネット:2名、
ファゴット:2名、ホルン:2名、トランペット:1名

3月11日現在、ヴァイオリンとヴィオラ以外は、会員が決まりましたが、枠を超える参加を認めていますので、もう少し増えるパートがあるかもしれません。入会には、幹事の推薦が必要です。

なお、参加しているのは、
東京藝術大学、洗足学園大学、群馬大学、高崎健康福祉大学、高崎経済大学附属高校芸術コース、西邑楽高校芸術科などの学生が12名、前橋交響楽団、桐生交響楽団などのアマチュアオーケストラのメンバー16名となっています。

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