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カラヤンのシューベルト全集 [ロマン派音楽一般]

先日、ある中古CDショップで、カラヤンが1970年代から1981年の間にEMIに録音したシューベルト全集&モーツァルト後期交響曲集などの8枚セットのCDボックスを購入しました。

中学生の頃、DGのカラヤンの未完成や大ハ長調のレコードを繰り返し聴いていましたが、シューベルトの初期のシンンフォニーは今回、このCDで初めて聴きました。

このCD、とにかく音がいい!リマスターされていて、素晴らしいオケの音が楽しめます。

モーツァルトに関しては、カラヤンの演奏は響きがゴージャスすぎて、あまりなじめないというイメージがありましたが、今、聴きてみると、弦の響きがとても純粋で心が洗われるようです。カラヤンベルリンフィルの最後の日本公演でも聴いた39番にとくに惹かれました。あの時のサントリーホールを思い出しました。

対して、木管はある意味ドイツ的な素朴さを持っているように思います。ゴールウェイが吹いている演奏もあると思うので、フルートなどは色気たっぷりという響きも聞き取れますが、全体にはカラヤンの黄金期のベルリンフィルという気がします。

シューベルトの5番に関しては、これまでに聴いたことがないような壮大な演奏で、まずは、その響きの豊麗さに驚かされます。でも、じっくり耳を傾けると、テンポは最適で、表情も細やか。僕らにとってもとても勉強になる模範的な演奏だと思います。とくに、ベルリンフィルの重戦車のようなコントラバス隊の音のすごさはちょっと尋常
ではありませんよ!





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