ディーリアスのドッペルコンチェルト美しい! [ロマン派音楽一般]
ディーリアスとの数年間を描いた、フェンビーの著書を読みながら、ディーリアスのヴァイオリンとチェロのためのドッペルコンチェルトを聴いた。
これも心の奥底に響きわたる隠れた名作。いつか取り上げたい!!
https://m.youtube.com/watch?v=kgv14AWkv68
これも心の奥底に響きわたる隠れた名作。いつか取り上げたい!!
https://m.youtube.com/watch?v=kgv14AWkv68
ROMUVEの構想が… [ロマン派音楽一般]
あまりの忙しさにアンケートの集計に全く手がついてません涙、年末年始になんとかします!!!
さて、忙しくなると逆に構想が浮かんできます。ということで、ROMUVEの構想!あくまで、構想ということで笑
第1案
①モーツァルト/ピアノ協奏曲第20番ニ短調
②マーラー/交響曲第5番からアダージェット
③シューベルト/交響曲第8番ロ短調
第2案
①モーツァルト/協奏交響曲
②ワーグナー/楽劇「トリスタンとイゾルデ」から第3幕前奏曲
③ワーグナー/ヴェーゼンドンクの詩による歌曲集
第3案
① メンデルスゾーン/真夏の夜の夢序曲
②シューマン/チェロ協奏曲
③ワーグナー/交響曲ハ長調
あまり、普通のアマオケでは、やらない感じで面白いでしょう!
さて、忙しくなると逆に構想が浮かんできます。ということで、ROMUVEの構想!あくまで、構想ということで笑
第1案
①モーツァルト/ピアノ協奏曲第20番ニ短調
②マーラー/交響曲第5番からアダージェット
③シューベルト/交響曲第8番ロ短調
第2案
①モーツァルト/協奏交響曲
②ワーグナー/楽劇「トリスタンとイゾルデ」から第3幕前奏曲
③ワーグナー/ヴェーゼンドンクの詩による歌曲集
第3案
① メンデルスゾーン/真夏の夜の夢序曲
②シューマン/チェロ協奏曲
③ワーグナー/交響曲ハ長調
あまり、普通のアマオケでは、やらない感じで面白いでしょう!
上毛新聞でROMUVEが評価されました! [ロマン派音楽一般]
私たちが知らないうちに、上毛新聞さんが、私たちロマン派音楽研究会《ROMUVE》に関して、文化、音楽家育成支援という観点から素敵な記事を書いてくれていました。(驚)
草津夏期音楽国際アカデミーなどと同列で評価していただき、光栄です。
音楽家を目指す音楽家の卵とベテランアマチュア奏者の合同研究会であること、また、テーマを決めて、音楽はもちろんのこと、歴史、文化、思想に関する専門家を招き、総合的に「ロマン派」にアプローチするコンセプトが評価されたと思っています。
研究会は、取組の3分の2が終了して、最後の第3クールに入っています。これまでの研究成果を11月6日に開催される基調講演会&記念演奏会で披露します!
たくさんの皆さんのご来場をお待ちしていますよ~♪
草津夏期音楽国際アカデミーなどと同列で評価していただき、光栄です。
音楽家を目指す音楽家の卵とベテランアマチュア奏者の合同研究会であること、また、テーマを決めて、音楽はもちろんのこと、歴史、文化、思想に関する専門家を招き、総合的に「ロマン派」にアプローチするコンセプトが評価されたと思っています。
研究会は、取組の3分の2が終了して、最後の第3クールに入っています。これまでの研究成果を11月6日に開催される基調講演会&記念演奏会で披露します!
たくさんの皆さんのご来場をお待ちしていますよ~♪
シューベルトと遊ぼう! [ロマン派音楽一般]
8月28日に開催される第2回公開研究会は、シューベルトと遊ぼう!ですよ。
何して遊ぶの?って聞かれそうですが、ドイツ語の遊ぶってspielenですが、これ日本語の「演奏する」と同じ意味なんですよ~!と、はぐらかしておいて、当日の内容にぜひお楽しみに!!何かいいことありますよ~
さて、シューベルトの人生って31年、短いですね…
しかも、その間、1000曲もの作品を書いているのだからすごい。
短いリートばかりでないのですよ~。オペラだって数曲書いているし、ミサ曲もシンフォニーもたくさん書いています。
モーツァルトの天才に比較できるのは、やはりシューベルトが一番ですね。
そのシューベルトの短い人生の中には、暖かい家族の愛情、そして、母との別れ、父親との確執、そして、恋と友情。きっと、すばらしい人生だったに違いないと思います。
シューベルトの人生や作品について、知りたい方は、以下の書籍を読んでみてくださいね。
僕は、新潮文庫から出ている(いた?)、、前田昭雄さんが書いた「シューベルト」が一番好きですね。
マンガでシューべルトの人生を学ぶには、ドレミ楽譜出版から出ているマンガ音楽家ストーリー5「シューベルト」ですね。泣けますよ。
何して遊ぶの?って聞かれそうですが、ドイツ語の遊ぶってspielenですが、これ日本語の「演奏する」と同じ意味なんですよ~!と、はぐらかしておいて、当日の内容にぜひお楽しみに!!何かいいことありますよ~
さて、シューベルトの人生って31年、短いですね…
しかも、その間、1000曲もの作品を書いているのだからすごい。
短いリートばかりでないのですよ~。オペラだって数曲書いているし、ミサ曲もシンフォニーもたくさん書いています。
モーツァルトの天才に比較できるのは、やはりシューベルトが一番ですね。
そのシューベルトの短い人生の中には、暖かい家族の愛情、そして、母との別れ、父親との確執、そして、恋と友情。きっと、すばらしい人生だったに違いないと思います。
シューベルトの人生や作品について、知りたい方は、以下の書籍を読んでみてくださいね。
僕は、新潮文庫から出ている(いた?)、、前田昭雄さんが書いた「シューベルト」が一番好きですね。
マンガでシューべルトの人生を学ぶには、ドレミ楽譜出版から出ているマンガ音楽家ストーリー5「シューベルト」ですね。泣けますよ。
カラヤンのシューベルト全集 [ロマン派音楽一般]
先日、ある中古CDショップで、カラヤンが1970年代から1981年の間にEMIに録音したシューベルト全集&モーツァルト後期交響曲集などの8枚セットのCDボックスを購入しました。
中学生の頃、DGのカラヤンの未完成や大ハ長調のレコードを繰り返し聴いていましたが、シューベルトの初期のシンンフォニーは今回、このCDで初めて聴きました。
このCD、とにかく音がいい!リマスターされていて、素晴らしいオケの音が楽しめます。
モーツァルトに関しては、カラヤンの演奏は響きがゴージャスすぎて、あまりなじめないというイメージがありましたが、今、聴きてみると、弦の響きがとても純粋で心が洗われるようです。カラヤンベルリンフィルの最後の日本公演でも聴いた39番にとくに惹かれました。あの時のサントリーホールを思い出しました。
対して、木管はある意味ドイツ的な素朴さを持っているように思います。ゴールウェイが吹いている演奏もあると思うので、フルートなどは色気たっぷりという響きも聞き取れますが、全体にはカラヤンの黄金期のベルリンフィルという気がします。
シューベルトの5番に関しては、これまでに聴いたことがないような壮大な演奏で、まずは、その響きの豊麗さに驚かされます。でも、じっくり耳を傾けると、テンポは最適で、表情も細やか。僕らにとってもとても勉強になる模範的な演奏だと思います。とくに、ベルリンフィルの重戦車のようなコントラバス隊の音のすごさはちょっと尋常
ではありませんよ!
中学生の頃、DGのカラヤンの未完成や大ハ長調のレコードを繰り返し聴いていましたが、シューベルトの初期のシンンフォニーは今回、このCDで初めて聴きました。
このCD、とにかく音がいい!リマスターされていて、素晴らしいオケの音が楽しめます。
モーツァルトに関しては、カラヤンの演奏は響きがゴージャスすぎて、あまりなじめないというイメージがありましたが、今、聴きてみると、弦の響きがとても純粋で心が洗われるようです。カラヤンベルリンフィルの最後の日本公演でも聴いた39番にとくに惹かれました。あの時のサントリーホールを思い出しました。
対して、木管はある意味ドイツ的な素朴さを持っているように思います。ゴールウェイが吹いている演奏もあると思うので、フルートなどは色気たっぷりという響きも聞き取れますが、全体にはカラヤンの黄金期のベルリンフィルという気がします。
シューベルトの5番に関しては、これまでに聴いたことがないような壮大な演奏で、まずは、その響きの豊麗さに驚かされます。でも、じっくり耳を傾けると、テンポは最適で、表情も細やか。僕らにとってもとても勉強になる模範的な演奏だと思います。とくに、ベルリンフィルの重戦車のようなコントラバス隊の音のすごさはちょっと尋常
ではありませんよ!
シューベルトの5番の名演~ベーム/ドレスデン [ロマン派音楽一般]
昨日、ベームの演奏はピンとこないと書きましたが、後年の録音でなく、ベームが若かった1942年、ドレスデンで録音されたこの演奏は、掛け値なしで素晴らしい。
オケがとにかく上手い、しかも、現代のオケではとても表現できないような味わいの深さ!
オケがとにかく上手い、しかも、現代のオケではとても表現できないような味わいの深さ!
エーリッヒ・クライバーのシューベルト5番、素晴らしい!! [ロマン派音楽一般]
シューベルトの交響曲第5番は、たくさんの演奏を聴いていますが、正直、ピンとくる演奏はあまり多くありません。
カラヤン、ベームやブロムシュテット、サヴァリッシュなど重鎮の演奏は、どれも、「帯に短し、たすきに長し」な気がします。もちろん、最近の古楽器風のアプローチは受け付けないので、こちらもダメ。
これは、やはり、この作品自体の持っている特性に関係しているような気がします。
この5番のシンフォニーは、モーツァルトの40番と同じ小さな編成であることに象徴されるように、形式的には古典派的な様式感があります。一方で、そこに盛られた内容は、まさにシューベルトと言えるロマンティックな色あいを持っていますよね。
こうした二重性が演奏的には、難しくしているのだと思います。
古典的な造形があり、そこに豊かなロマンの薫りが盛られている演奏!
個人的には、ワルターがコロンビア響を振ったディスクが大好きです。
かれこれ30年以上、この演奏を好んで聴いてきました。
最近、とてもいい演奏にめぐり合いました。
エーリッヒ・クライバーが北ドイツのオーケストラを振った演奏です。
Youtubeで見つけたのですが、これは、いい!! 息子のカルロスに引き継がれたリズム感の良さがワルターとは違った生き生きとした魅力を教えてくれます。
ぜひ、お聴きください。
カラヤン、ベームやブロムシュテット、サヴァリッシュなど重鎮の演奏は、どれも、「帯に短し、たすきに長し」な気がします。もちろん、最近の古楽器風のアプローチは受け付けないので、こちらもダメ。
これは、やはり、この作品自体の持っている特性に関係しているような気がします。
この5番のシンフォニーは、モーツァルトの40番と同じ小さな編成であることに象徴されるように、形式的には古典派的な様式感があります。一方で、そこに盛られた内容は、まさにシューベルトと言えるロマンティックな色あいを持っていますよね。
こうした二重性が演奏的には、難しくしているのだと思います。
古典的な造形があり、そこに豊かなロマンの薫りが盛られている演奏!
個人的には、ワルターがコロンビア響を振ったディスクが大好きです。
かれこれ30年以上、この演奏を好んで聴いてきました。
最近、とてもいい演奏にめぐり合いました。
エーリッヒ・クライバーが北ドイツのオーケストラを振った演奏です。
Youtubeで見つけたのですが、これは、いい!! 息子のカルロスに引き継がれたリズム感の良さがワルターとは違った生き生きとした魅力を教えてくれます。
ぜひ、お聴きください。
初期ロマン派の代表的な名作メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲 [ロマン派音楽一般]
今晩は、群馬交響楽団の第517回定期演奏会、2016オープニングコンサートです。
ドイツロマン派を代表するメンデルスゾーンの名曲、ヴァイオリン協奏曲ホ短調が演奏されます。
第517回定期演奏会
2016年04月16日(土)開演:6:45 PM
群馬音楽センター
・指揮:大友直人(群響音楽監督)
・ヴァイオリン: 前橋汀子
・ピアノ:長尾洋史
・曲目:
渡辺浦人/ 交響組曲 《野人》
メンデルスゾーン/ ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
ストラヴィンスキー/ バレエ組曲 《ペトルーシュカ》(1947 version)
ドイツロマン派を代表するメンデルスゾーンの名曲、ヴァイオリン協奏曲ホ短調が演奏されます。
第517回定期演奏会
2016年04月16日(土)開演:6:45 PM
群馬音楽センター
・指揮:大友直人(群響音楽監督)
・ヴァイオリン: 前橋汀子
・ピアノ:長尾洋史
・曲目:
渡辺浦人/ 交響組曲 《野人》
メンデルスゾーン/ ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
ストラヴィンスキー/ バレエ組曲 《ペトルーシュカ》(1947 version)
深いロマンの森をさまよう~ROMUVEによるロマン派音楽探求の旅へ [ロマン派音楽一般]
深いロマンの森をさまよう~ROMUVEによるロマン派音楽探求の旅へ
ベートーヴェンが円熟期にあった1800年前後からマーラーが亡くなる20世紀初頭までの、おおよそ100年間に興った奇跡のようなドイツロマン派音楽の時代。この時期はフランス革命と第一次世界大戦にはさまれ、思想面、芸術面においては、ヨーロッパ文化が高度に熟した時代でもありました。古典派の時代からロマン派の時代に移行する、まさにその瞬間に生きたのがシューベルトです。一方、ロマン派音楽の頂点に君臨し、崩壊に至る最後の瞬間を演出したのがワーグナーです。
私たちは、ロマン派の時代の両極に位置する二人の作曲家による、一見、小さな、しかし、深い内容を持つ二つの作品を軸にロマン派音楽探求の旅を始めました。
集まったのは、東京藝術大学、洗足学園音楽大学で学ぶ音大生、高崎経済大学附属高校芸術コース、西邑楽高校芸術科で学ぶ音高生、そして、前橋交響楽団や桐生交響楽団などのオーケストラで活動するアマチュア演奏家です。彼らがオーケストラ《ROMUVE》を結成し、記念演奏会に向けて三つの作品に取り組んでいます。
そして、私たちを導き、一緒に探求の旅を続けてくださるのは、日本大学文理学部哲学科教授の高橋陽一郎さん、東京藝術大学で高関健氏らの下で指揮を学ぶ湯川紘恵さん、そして、ピアニストの渋川ナタリさんや群馬交響楽団などプロの音楽家の皆さんです。
ドイツの深い森をさまようようなドイツロマン派音楽探求の旅。私たちROMUVEと一緒に、ロマン派音楽の奥深さを知り、その魅力を感じてみませんか。
ベートーヴェンが円熟期にあった1800年前後からマーラーが亡くなる20世紀初頭までの、おおよそ100年間に興った奇跡のようなドイツロマン派音楽の時代。この時期はフランス革命と第一次世界大戦にはさまれ、思想面、芸術面においては、ヨーロッパ文化が高度に熟した時代でもありました。古典派の時代からロマン派の時代に移行する、まさにその瞬間に生きたのがシューベルトです。一方、ロマン派音楽の頂点に君臨し、崩壊に至る最後の瞬間を演出したのがワーグナーです。
私たちは、ロマン派の時代の両極に位置する二人の作曲家による、一見、小さな、しかし、深い内容を持つ二つの作品を軸にロマン派音楽探求の旅を始めました。
集まったのは、東京藝術大学、洗足学園音楽大学で学ぶ音大生、高崎経済大学附属高校芸術コース、西邑楽高校芸術科で学ぶ音高生、そして、前橋交響楽団や桐生交響楽団などのオーケストラで活動するアマチュア演奏家です。彼らがオーケストラ《ROMUVE》を結成し、記念演奏会に向けて三つの作品に取り組んでいます。
そして、私たちを導き、一緒に探求の旅を続けてくださるのは、日本大学文理学部哲学科教授の高橋陽一郎さん、東京藝術大学で高関健氏らの下で指揮を学ぶ湯川紘恵さん、そして、ピアニストの渋川ナタリさんや群馬交響楽団などプロの音楽家の皆さんです。
ドイツの深い森をさまようようなドイツロマン派音楽探求の旅。私たちROMUVEと一緒に、ロマン派音楽の奥深さを知り、その魅力を感じてみませんか。